ワンオペ育児 とは、育児や家事を一人でこなさなければならない状況をよく言いますよね。
しかし、
- 日中は1人で育児してるけど夜は夫が手伝う日もあるし…
- 育児のしわ寄せは私に多いけど母がたまにきてくれるし…
- 休日は夫婦で役割分担することもあるし…
このように、「私ってワンオペ育児じゃないかも?」と感じているママも多いかもしれません。
ママにとって、日中はもちろん夜も寝かしつけや授乳など大変な育児がたくさんありますよね。(おまけに家事も…)
そこでこの記事では、ワンオペ育児かどうかをセルフチェックできるリストを詳細に紹介します。
チェック項目は全部で36個!
後半では、少しでも負担を減らせる解決策を紹介するのでぜひチェックしてくださいね❀
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それ勘違い?ワンオペ育児の意味とは
そもそも「ワンオペ」という語源は、「ワンオペレーション(1人でおこなう)」ことを指します。
本来ビジネスに使われていた言葉で、お店の営業を1人で任されていた状況から使われるようになりました。
つまり語源の意味からすると、ワンオペ育児とは1人で育児の全責任や精神的な負担を感じている状況という解釈になりますが、実際は完全に1人でやってるという人は少ないと思います。
休みの日は旦那さんが積極的に参加する家庭も多いですよね
「これってワンオペ育児にはならない?」と勘違いしてしまいそうですが、たとえ物理的なサポートがあっても、ワンオペ育児に該当するんです!
精神的な孤立感や負担感が強ければワンオペ育児に当てはまります
したがって、「手伝いがある=ワンオペではない」という単純な捉え方は誤解を招くことがあるみたいなので、勘違いされてしまうのは悲しいですよね。
ワンオペ育児の具体例は?
実際のワンオペ育児の具体例として、以下のような特徴があります。
- サポートが少ない:パートナーや家族の協力がほとんど得られない。
- 常に孤立した状況:昼夜問わず、一人で育児と家事を行わなければならない。
- 心身の負担:体力的・精神的な負担が大きく、休む暇がない。
夫以外のサポートが得られない環境だとかなり負担ですよね
この状態が長期間続くと、心身の健康に悪影響を及ぼし育児ノイローゼになってしまう可能性も否めません…!
ワンオペ育児にも色々な形がありますが、どのくらい当てはまるかを自己診断できる人は少ないと思うので、チェックリストで確認していきましょう!
育児ノイローゼの可能性も?!ワンオペ育児のチェックリスト
ではここから本題のワンオペ育児度チェックです!
以下の内容からセルフチェックし、いくつ当てはまるか1つずつ確認してみてくださいね👇
【家事、育児の分担状況⇓】
【サポートの有無⇓】
【育児のストレス・ノイローゼなど心身の負担感⇓】
【ワンオペ育児チェック:家事】食事の準備・片付け
□毎食の食事作りを自分一人で行っている
□子どもが離乳食を食べる時も一人で準備・介助している
□食事の片付けや食器洗いも全て自分で行っている
□買い物も子どもを連れて一人で行くことが多い
【ワンオペ育児チェック:家事】掃除や洗濯などの家事
□毎日の掃除を自分一人で行っている
□洗濯物を回して干す、畳む、片付けるまで全て一人でこなしている
□収納や片付けも一人で担当しており、整理整頓に時間をかけている
□ゴミ出しや家全体の片付けも一人で行っている
【ワンオペ育児チェック:育児】赤ちゃんのお世話
□おむつ替えや授乳、ミルク作りを全て一人でしている
□夜泣き対応や寝かしつけも一人で行っている
□一日の中のお昼寝のタイミングに合わせて、自分も他の家事をこなしている
□病院の受診や予防接種の手続き、同行も全て一人で行っている
【ワンオペ育児チェック:育児】育児以外の家族の世話
□他の家族(夫や兄弟)の食事や世話も自分が担当している
□家族全員の予定管理や連絡も全て自分が行っている
【ワンオペ育児チェック:サポート】夫の協力状況
□夫が仕事などでほとんど家におらず、家事や育児の協力が得られない
□週末や休暇時も、夫が育児に積極的に関わらない
□夫と家事・育児の分担についてはいつまでも改善されない
【ワンオペ育児チェック:サポート】家族や友人のサポート
□実家や義実家が遠く、頼れる人がいない
□友人に助けを求めても、平日の昼間などに来てもらうことが難しい
□サポートを求めること自体が気が遠くて、お願いするのが難しい
【ワンオペ育児チェック:サポート】外部サポートの活用
□保育園や一時預かりのサービスを利用していない、または利用できない
□シッターサービスなどの外部サービスは利用していない
□地域の子育て支援センターやママサークルなどには参加していない
【ワンオペ育児チェック:心身の負担】肉体的な疲労感
□休む暇がなく、常に疲れを感じている
□疲れが取れず、体がだるいと感じることが多い
□慢性的な睡眠不足で、日中の眠気は常にある
【ワンオペ育児チェック:心身の負担】精神的な負担感
□イライラしやすくなり、感情のコントロールが難しい
□自分の時間が全く取れず、ストレスを感じている
□育児や家事に対して無力感や不安を感じることが多い
□時々「どうして私ばかりが」と感じて涙が出ることもある
【ワンオペ育児チェック:心身の負担】自分を見失う感覚
□自分のしたいことや趣味、楽しみは全く考えられない
□自分の時間がなく、存在意義がわからなくなる
□他人の育児や家族の状況を見て、強い嫉妬や焦りを感じる
【ワンオペ育児チェック:心身の負担】子どもへの感情の変化
□子供を愛おしく思う反面、育児の大変さに疲れ果てることがある
□子供が泣いたり騒いだりするたびに、強いストレスを感じる
□子供に対してイライラしたり、感情になることが増えた
「疲れた」を解決!ワンオペ育児を乗り越える5つの方法
ワンオペ育児度をチェックしてみていかがだったでしょうか?
当てはまる数が多い人ほど「ワンオペ育児状態」です…!
もちろん、1つしか当てはまらなくても「大変」「辛い」と感じれば、それだけママの負担は積み重なっていきます。
ここからは、そんなワンオペ育児に疲れたママに向けて少しでも負担を軽減するための解決策を紹介しますね!
体験談もまとめているのでぜひ参考にしてみてください❀
【1】ファミリーサポートや育児支援サービスの利用
まずは、地域のファミリーサポートやベビーシッターサービスなどを利用し、少しでも自分の時間を確保できるよう検討してみましょう。
一時保育など、短時間だけでも子供を預けることでママのリフレッシュにつながります。
育児を任せるのはちょっと…という方は、家事代行がおすすめ!
我が家では、下の子が0歳の時は料理の作り置きやお掃除などを定期利用していました。
「大変な時期だけ利用する」と心に決め、1年間の期限を設けて夫に懇願。(笑)
- おとなご飯の総菜作り置き
- リビングやキッチンなど汚くなりがちな箇所の掃除
などなど、月に数回だけきてもらうだけで「少しだけ心の余裕」を持ちながら2人育児に専念できたと実感してます。
利用可能なエリアも拡大しているのでぜひチェックしてみてくださいね♪
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【2】夫婦で育児・家事のシェアを話し合う
旦那さんが忙しい場合でも、できる範囲で家事・育児を分担する方法を話し合いましょう。
具体的に何を、どのように手伝ってもらいたいかを伝えることで、お互いの理解が深まります。
ちなみに、我が家で夫に任せている家事・育児はこちら
家事 | 育児(おもに朝) |
---|---|
水筒用の麦茶作り | 保育園の送迎 |
食洗器に入らなかった分の食器洗い | 夜中のミルク |
ゴミ出し | 水筒の準備 |
お風呂の浴室乾燥 | 娘の髪結い |
朝は私の方が早いので、夜できる家事や朝の育児をメインに分担してやってもらっています。
全くできなかった髪結いも、今では私より手際よくやってくれるように(笑)
最初はできないことも、慣れれば当たり前のタスクとして実行してくれるようになりました。
話し合いに話し合いを重ねて徐々に増えていった感じなので、自分の感じているストレスや不安を素直に伝えることは重要です…!
感情を共有することで、相手も協力しやすくなります。
【3】短時間でも1人時間を確保してリラックスする
ワンオペ育児中でも、料理中や食器洗い・洗濯・お風呂掃除など、子供と離れる時間を有効活用するのがおすすめです。
短時間でも自分だけの時間を確保してみてください!
たとえば私の場合、手頃なワイヤレスイヤホンでAmazonオーディブルを聞いたり、Amazonプライムをみたりしながら子供にバレないように息抜きしてます(笑)
育児本を読みたくても読む時間がない…!という人も多いので、そういう方にはピッタリの方法です♪
また子供が寝たあとに時間がある場合は、好きなことをしてリラックスするのもおすすめです。
特にオンラインヨガは、心身ともに癒されたので息抜き・運動不足解消になりましたよ♪
★2人目妊娠中に体験したオンラインヨガの体験記事はこちら
【4】ワンオペ育児の手を抜くことを許す
完璧を目指さず、時には手を抜くことも大切です。
電子レンジで簡単にできる食事や、掃除を毎日しない日があっても問題ありません。
料理は時短勝負で、お掃除はルンバに任せてます!
★ワンオペ育児に便利な家電はこちらの記事
我が家は、離乳食とおとなご飯がセットになったお試しセット(¥780)を活用してからパルシステムを利用しています。
無添加食材や冷凍離乳食がおすすめです👇
家計に無理のない範囲で試せるものは、どんどん取り入れていきましょう❀
【5】他のママたちと交流する
同じような状況のママたちと話すことで、心が軽くなることがあります。
特に児童館は、同じ月齢の子のママと仲良くできるチャンス!
地域の情報交換や愚痴の共有をすることで、ランチやレジャーにいく友達として交友関係を深めることができます。
私の場合、夫が単身赴任で完全ワンオペの時期があったので、他のママとの交流はかなりストレス発散になっていました…!
人付き合いが苦手…という人は、SNSやオンラインのコミュニティなどを活用して、育児の情報交換や不満を言い合える環境を見つけてみてくださいね❀
インスタでも「ワンオペ育児ママ」のアカウントがたくさんあるので、見ているだけで共感&心の支えになりますよ。
ワンオペ育児度をチェックして感じる疑問
最後にワンオペ育児のチェックリストをご覧になったママに向け、「よくある疑問」をまとめました。
実際に調査した内容をもとにしているので、ぜひ参考にしてみてください。
Q:赤ちゃん期(0歳)のワンオペ育児のスケジュールは?
子どもが0歳の時は、育児以外はママの休息時間に当てるのがおすすめ!
産後も妊娠前と同じような家事を並行すると体調くずします…(私はめまいで病院行きました)
とにかく「睡眠時間の確保」を最優先にして、夜中の授乳にそなえたり、夫が休みの日にできる家事をすすめたりするのがいいでしょう。
Q:ワンオペ育児中にテレビつけっぱなしでも大丈夫?
ワンオペ育児中によくあるのが「テレビつけっぱなし」。
不安に感じるママも多いけど罪悪感を抱く必要はありません
テレビは、時に子供の注意をひいたり、ママが休息をとるためのサポートツールにもなるからです。
テレビの内容や時間を適度に管理しつつ、親子で触れ合う時間も確保していくことが大切ですね♪
Q:ワンオペ育児中に自分が熱をだしたらどうする?
ワンオペ育児しながら自分が発熱してしまった場合、「子どもの面倒をみるのがしんどい」となってしまいますよね。
結論、自分が熱をだしてしまっても対応できるような環境を整えておくことが重要です。
解熱剤や冷凍食品など、日ごろから備蓄しておくと安心!
ママの体調回復を最優先できる方法をまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてみてくださいね❀
Q:2人育児のワンオペに限界を感じているのですが…
子供2人をワンオペ育児するのは、1人の時に比べて限界になりがちですよね。
時には子供にも簡単な手伝いをお願いすることもアリ!
また、子供の年齢が小さいうちだけでもサポートしてもらえる環境を作っておくことが重要です。
実家や義両親の家が遠い場合は、住んでいる自治体が提供している育児支援制度やサービスを確認し、積極的に活用するのも1つの手です。
訪問型の支援や、一時保育などが利用できる場合もあります。
Q:ワンオペ育児って専業主婦なら当たり前?
もちろん、専業主婦だからといってワンオペ育児は当たり前ではありません。
家にいる時間が長くても、育児と家事の両立は大変なこと!
夫や周囲の理解・サポートを得ることは重要です。
しかし、ワンオペ育児といった言葉の意味を勘違いして「夫が仕事で妻が専業主婦ならワンオペ育児は当たり前では?」「ワンオペ辛い発言は甘えだ」というネット上の声も一定数あるのが現実です。
無理をせず、家庭全体のバランスを保つことを心がけてくださいね❀
Q:ワンオペ育児中の夫の気持ちは?
仕事や疲労で思うようにサポートできないことに悩んでいる場合があります。
「もっと手伝いたい」と感じている旦那さんも多いはず
お互いの気持ちを共有し、少しでもできる範囲で役割分担を話し合いましょう。
夫婦間の理解が深まり、育児の負担が軽減されるかもしれません。
Q:ワンオペ育児してる人の離婚率はどのくらい?
ワンオペ育児が続くと、「私1人で育てた方がいいんじゃないか」と離婚を考える方も少なくありません。
厚生労働省の調査では、子供が2歳までに母子家庭になった割合が約4割であることが分かっています。
一番大変な赤ちゃんの時期だからこそ、旦那さんの協力度は離婚率に関係するのかもしれませんね…!
ワンオペ育児のチェック項目をもとに夫婦で役割分担を相談しよう
ワンオペ育児は、物理的なサポートがあっても心身に大きな負担があったり孤立感が強かったりする場合も該当します。
しかし、チェックリストを使って現状を把握し、外部サポートや夫との協力、自分自身のケアを心がけることで、少しでも負担を軽減できます。
育児は一人で背負わず、周囲の助けを借りながら無理せず続けていきましょう。
この記事が少しでも、あなたの役に立つことを願っています。
最後までごらんいただきありがとうございました❀