ワンオペ育児 していると、どうしてもテレビに頼りがちになりませんか?
育児中にテレビをつけっぱなしにすることで、 子供が静かにしてくれる間に家事をこなしたり、少し休憩したりしたいと思うのは当然です。
また、ママ自身が「子育ての息抜きにテレビを見たい」といった場合もありますよね。
しかし、子供に対して「目が悪くならないか?」「発達に悪影響がないか?」と不安に感じているママも多いでしょう。
この記事では、そんな子育て中のテレビつけっぱなしによる影響について医学的な研究をもとに紹介します❀
【おすすめな人】
- 乳幼児期~幼児期のテレビつけっぱなしによる影響を知りたい人
- ワンオペ育児でテレビを活用したいけど影響が心配な人
- テレビつけっぱなしにしないよう工夫をしたい人
後半ではワンオペ育児中に感じたテレビのメリットやつけっぱなし対策についても紹介するので参考になれば幸いです。
\初回限定!2000円クーポンあり/
テレビなし育児は辛い…つけっぱなしは良くないこと?
★ワンオペ育児のセルフチェックリストはこちらの記事
そもそも、「ワンオペ育児中のテレビつけっぱなしは子供にとってよくないことなのか?」が気になるところですよね。
正直、テレビなしで1日過ごすのは辛い!
結論からいうと、医学的研究では「乳幼児のテレビ・ビデオの長時間視聴は危険」と提言されています…!
ちなみに、提言されている内容は以下のとおりです👇
- 2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
- 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
- すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日 2 時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日 30 分までを目安と考えます。
- 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
- 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
参照:日本小児学会
このように、低年齢児には推奨されていないようです。
でも実際は、一緒にいる時間が長い乳幼児期こそテレビを必要としてしまいますよね…(笑)
ワンオペ育児でテレビをつけっぱなしにしておくとどんな影響がある?
ワンオペ育児になりがちな「乳幼児期~幼児期のテレビつけっぱなし」にはどんな悪影響があるのかみていきましょう。
医学的研究の調査をもとに重要な3つの影響を紹介します!
【1】視力の低下(近視)の原因になる
1つは、やはり近視などの視力低下の原因になるようです。
近視には、遺伝と環境の両方が関与します。遺伝要因とは、先祖や両親から受け継いだ遺伝子によって生じるというものです。環境要因としては、屋外活動の減少や、近いところを見る作業の増加などが挙げられます。
近いところで長時間テレビを見ることの悪影響はもちろん、外遊びの減少による環境要因が視力低下の悪影響につながるんですね。
なんと、近くのものを長時間見続けること=紙でも同じ影響があります…!
テレビつけっぱなしだけでなく、「長時間なにかを近くで見続ける」といった行為自体が近視の原因になるため注意しましょう。
【2】テレビの影響を直接的に受ける
2つめは、テレビの暴力的なシーンなどの影響を受けて、暴力的になったり、言葉遣いが悪くなったりする可能性があることです。
子供向けのアニメでも心配になるシーンが時々ありますよね
実際に小児科学会では以下のように提言されています。
幼児期からの暴力映像への長時間接触が、後年の暴力的行
動や事件に関係していることは、すでに明らかにされている事実です。参照:日本小児科学会
言葉や行動のマネごとをテレビから覚えてしまうことは、意外とあるあるですよね。
テレビつけっぱなしにしていても、言葉を覚え始めの1歳~3歳頃は見るテレビをとくに注意していきたいところですね…!
【3】成長や発達の遅れ
最後は、言語や心身の成長発達に遅れがでる可能性があることです。
お家の中で過ごすことによる運動不足や、刺激によって眠れなくなるといった睡眠不足から影響がでるようです
おもな医学的な見解はこちら👇
乳児期からのメディア漬けの生活では、外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を招きます。実際、運動不足、睡眠不足そしてコミュニケーション能力の低下などを生じさせ、その結果、心身の発達の遅れや歪みが生じた事例が臨床の場から報告されています。
参照:日本小児科学会
メディア視聴時間と発達の個人差を調整しても、1歳からメディア視聴時間が長いと子どもの発達スコアが低くなる関連が認められました。
参照:国立成育医療研究センター
成長には個人差があるため、テレビつけっぱなしが全ての原因とは限りません。
しかし、運動不足やコミュニケーション不足による成長発達の遅れは筋が通っていると思います。
乳幼児期の0歳~2歳頃のテレビつけっぱなしは、成長の基礎が作られる時期だからこそ長時間視聴は、控えた方が良いのかもしれませんね。
【体験談】ワンオペ育児のテレビつけっぱなしはメリットにもなる!
子育て中のテレビつけっぱなしによる悪影響を紹介しましたが、ワンオペ育児で「完全にテレビを見せない」というのは現実的に無理…と思うのは私だけでしょうか?(笑)
私自身がテレビっ子なので、テレビなし育児は逆にストレス…
しかし、テレビの内容によっては育児・子育てのさまざまなきっかけにつながるメリットがありました!
ママの休息時間の確保になることはもちろん、子供の成長にとって有益な内容を体験談も含めて紹介していきます❀
【1】ワンオペで子供を見ている際の安全性
まずは、テレビを見る=屋内という安全面です。
特に歩けるようになってくると、予測不可能な行動がありすぎて目を離せない(笑)
我が家はテレビを安全に見れる場所としてベビーサークルを設置しています。
【ベビーサークルのメリット】
- 一定の距離を保ってテレビをみることができる
- つかまり立ちをしても倒れる心配がない
- おもちゃがあるので長時間の視聴を予防することもできる
テレビを見る固定の位置を作ればママの1人時間も作れるので、離れてみれるようになるまでのグッズとして便利です♪
【2】新しい知識を取り入れることができる
幼児向けの教育番組やDVDなどで子どもが自ら新しい知識を取り入れられることもメリットの1つです。
テレビをつけっぱなしにしていても、1つの子供番組はおよそ15分~30分程度。
そのなかで子どもが興味ありそうな番組や知育DVDはメリットにつながると思います。
例えば我が家の場合は、幼児向けDVDがセットになっているこどもちゃれんじを活用していました。取り入れた理由は2つ👇
- 通常の幼児番組よりも背景や音をわざと地味にして低刺激にしている工夫がされている
- 言葉や行動など成長に合わせた知識が得られる
実際に、色の名前や数字・あいさつなど、すべてこどもちゃれんじで自然に覚えてくれましたよ♪
ワンオペ育児中は、どうしてもスキマ時間で家事をする必要があります。
なのでどうせテレビをつけっぱなしにするなら、目に低刺激で年齢に合った知識を取り入れられる幼児番組がおすすめです❀
\教材をチェック/
【3】子供のやりたいことや興味が生まれる
ワンオペ育児でテレビを付けっぱなしにすることのなかに、子供が「やってみたい」「これがほしい」といった興味が生まれることもメリットに感じました。
将来的な習い事や誕生日プレゼントを決めるきっかけになることも!
我が家の場合、英語の教育番組に興味をもったことをきっかけに音のなる本を購入しました❀
テレビをとおして新しい音楽や知育に触れるきっかけになり、子供の興味を引き出すきっかけになるでしょう。
【4】親子の会話につながる
ママがワンオペ中の家事をしながら、テレビの内容についてコミュニケーションをとれるメリットもあります。
- キッチンカウンター越しで皿洗いしながら
- 洗濯物をたたみながら
- 掃除をしながら
など、「ながら作業で一緒にみること」で子供とのコミュニケーション不足を解消できることができるでしょう。
なんだかんだ「ママと○○できた」ということが子供の記憶に残りやすいですよね
ワンオペ育児でテレビつけっぱなしにしないための対策
最後に、ワンオペ育児でテレビを見ないと家事の時間が取れない!というママに向け、対策を紹介します。
「つけっぱなしは改善したいけどテレビを見る時間はほしい!」という方は必見です
- 部屋を明るくして画面から離れてみる
- 適度な時間を管理する
- 子供の成長にとって有益な情報
といったことを前提に紹介するのでぜひ参考にしてみてください❀
①テレビつけっぱなしを音声のみにかえる
1つ目は、テレビつけっぱなしによる視力低下などの悪影響を防ぐために、一定時間テレビ→音声に切り替えてみる方法です。
目を休め、体を動かしたり想像力を養なったりするきっかけになります
とくに、英語のかけ流しや絵本などを耳だけで聞く方法として、Amazonオーディブルのツール利用がおすすめです。
【Amazonオーディブルの子供向け】
- 日本昔話
- 世界の絵本
- 人気の読み聞かせ絵本
- おうち英語のかけ流し
子どもの読み聞かせに最適なのはもちろん、小説やビジネス書・育児本などママ向けの本も多数あります!
子供がテレビを見てる間に家事をしているママにも便利なので、ぜひ親子で活用してみてくださいね❀
\今なら30日間無料/
②ママと子供のテレビを分ける
2つ目は、ママが見るテレビをスマホにシフトチェンジする方法です。
子供に影響がでるようなドラマやバラエティーなどを遮断するためです
私は実際に、家事をしながらイヤホンをつけてスマホ視聴してます❀
(意外と手頃な高性能ワイヤレスイヤホンもありますよ…!)
子供にバレないように、
- 家事をしながら
- コミュニケーションをとりながら
- 音を遮断しながら
見ることができるので、おすすめです♪
③外遊びや散歩の時間を増やす
テレビを見る時間を物理的に減らすために、外遊びや散歩の時間を増やすことも有効です。
これは医学的にも近視予防につながっています…!
実際に日本眼科医会で提言されている内容はこちら👇
世界共通で認識・ 信頼されている近視の原因には、「外遊び」の減少があります。
屋外活動による近視の予防効果は、年齢が低い子どもほど高いため、特に保育園や小学校低学年のお子さんであるほど意識して、安全に取り入れるようにしましょう。
建物の影や、木陰でも、屋外であれば、室内に比べて近視予防に十分な照度を確保できるようです。
ときには夕飯を手抜きにしたり、家事代行を利用したりして、外遊びの時間にすることも有効ですね♪
\初回限定!2000円クーポンあり/
④テレビの代わりにデジタル学習を取り入れる
これは、将来的なテレビの代用になりますが、タブレットを利用したデジタル学習にシフトチェンジする方法です。
お子さまの娯楽→知育にフルコミットできます
我が家でも、幼児番組からYouTubeに興味を持ち始めた段階で、「少し心配な内容の方が子供たちが楽しんでる…」といった懸念がでてくるように…
そこで始めたのが、タブレット学習のみで完結できるスマイルゼミです。
姿勢を正しながら30cm以上離れた状態で見ることが小児科学会でも提唱されています。
スマイルゼミなら適切なえんぴつの持ち方も学べる専用ペンで学習できますよ♪
実際にテレビの視聴時間を減らし、こういったデジタル学習に取り組む時間が増えたので、年齢があがるタイミングの対策としておすすめで❀
ワンオペ育児でテレビを有効活用しながら休息時間を確保しよう
正しい範囲でテレビを利用することは、ワンオペ育児においてママが大きな負担を減らす手段の一つです。
視力低下や、成長発達の遅れがでる提言もありましたが、その反面メリットにもつながることが分かりました。
【テレビつけっぱなしのメリット】
- ワンオペで子供を見ている際の安全性
- 子供が新しい知識を取り入れる
- 子供のやりたいことや興味が生まれる
- 親子のコミュニケーションにつながる
子供がテレビに依存しないようにしながら、他の遊びや活動も取り入れてバランスをとることができます。
\今なら30日間無料/
ママ自身も無理をせず、テレビを上手に活用していってくださいね❀
最後までみてくださりありがとうございました。