電動歯ブラシ を買おうか迷っているあなたへ。
高価な買い物だからこそ、後悔はしたくないですよね。
この記事では、電動歯ブラシを実際に使っていた人たちがやめた事例について詳しく紹介します。
そして後半には、患者様に歯磨き指導をおこなう歯科衛生士の私が電動歯ブラシの本当のメリットや選び方について解説します。
「使ってみたいけど、不安…」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね❀
【この記事の作成者】
- 歯科衛生士歴10年以上
- 虫歯・歯周病・ホワイトニング・矯正・インプラントなどさまざまな臨床経験あり
- 歯の健康に役立つ情報を発信
電動歯ブラシ を使ってた人がやめた理由
まずは、実際に電動歯ブラシを使っていた人たちがやめた理由についてみていきましょう。
3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
理由①:コストの問題
まず、電動歯ブラシをやめた理由として最も多いのがコストの問題。
- 初期投資が高い
- 電池交換や替え歯ブラシのコストがかかる
など
電動歯ブラシの本体にかかるコストは数千円~数万円とさまざまありますが、手磨きの歯ブラシに比べて高価ですよね。
あとは、歯ブラシの定期交換も必須。
替え歯ブラシのランニングコストを考えず初期投資してしまい「金銭的に負担」とやめてしまう方が多いようです。
理由②:使い勝手の問題
次に使い勝手の問題。
- 振動が苦手
- 太くて持ちにくい
- 置き場所に困る
- 充電が面倒
- 音がうるさい
- 持ち運びが不便
など
電動歯ブラシは振動によって歯磨きの補助する効果がありますが、「頭に響く…」と振動を苦手に感じてやめてしまう人もいます。
そして電動歯ブラシは充電や電池交換が必要な電化製品のため、旅行先で使えなくなる恐れも。
最近ではワイヤレスの置き型充電が主流ですが、場所をとるのもデメリットの1つですね。
理由③:故障やトラブル
最後の理由は、電動だからこそある故障などのトラブル。
- 電池の持ちが悪い
- 修理が面倒
- 本体が廃盤になった
など
電動歯ブラシを長年使っていると、電池の持ちが悪くなるケースや電源が入らないといったトラブルからやめてしまう方も少なくありません。
「修理にだすのが面倒」となり、そのまま使うのをやめてしまうケースもあるようです。
歯医者で教わる電動歯ブラシのメリット
電動歯ブラシをやめてしまった人の意見を聞いて「デメリットが多いな」と感じた方もいるのではないでしょうか?
しかし、電動歯ブラシにはQOL爆上がりのメリットがしっかりあります。
そもそも歯医者さんは電動歯ブラシを使わないの?
「歯医者の先生は電動歯ブラシを使わないんですか?」と患者さんから質問されるケースが度々あります。
結論、使う人もたくさんいますし、必要ないという人もいます。
なぜなら、「手磨きでもしっかり磨けるテクニックを習得しているから」です。
ちゃんと磨ける自信があれば、電動歯ブラシを使う必要はそもそもありません
私は、手磨きでもしっかり磨けますが、電動歯ブラシの方が短時間で効率的に磨けるので使っているというだけです。
今から紹介する3つのメリットをしっかり把握したうえで検討してみてくださいね❀
メリット①:効率的な歯垢除去ができる
そもそも電動歯ブラシは、手磨きよりも効果的に歯垢を除去することが科学的に証明されています。
「手が思うように動かせない」という方でも磨けるように作られた歯ブラシだからです。
例えば有名なソニッケアーの歯ブラシは、毎分31000回の音波振動で歯ブラシが当たらない周辺の汚れもかき出すことができる歯垢除去効果があります。
これは手磨きでは得られないメリットですね
また、磨き残しをスマホのアプリで磨き残しを確認できたり、歯ブラシの圧を正しく維持できたりする機能を備えた電動歯ブラシもあります。
今後、磨き残しが原因で虫歯になったときの治療コストを考えたら電動歯ブラシの初期投資はかけておいてもいいかもしれませんよ。
正しい使い方をすれば、手磨きよりも効率的にしっかりと磨けるのです。
メリット②:時間の節約になる
電動歯ブラシを使えば2分で全体の歯垢除去が完了できます。
手磨きの場合、同等の効果をだすためには5分以上必要
この時短メリットは、振動による電動歯ブラシならではの効果です。
忙しい朝や、育児・仕事中の合間にも時間を節約できるアイテムとして有効ですよね。
メリット③:歯茎の健康維持にもつながる
電動歯ブラシには、歯茎の血流をよくするための「マッサージ機能」が備わっている製品もたくさんあります。
歯だけでなく歯茎の健康維持がなぜ必要かというと、全身の健康状態につながるからです。
- 血流促進による免疫力アップ
- 歯周病菌の増殖などを抑える
- 歯茎の炎症予防
このような効果が得られるため、将来的にかかりやすい歯周病対策にも便利なアイテムといえるでしょう。
おすすはどれ? 電動歯ブラシの選び方ガイド
電動歯ブラシの値段は数千円~数万円とピンキリ。
ポイントは電動歯ブラシの種類を決めてから購入することです。
以下の種類の特徴から替え場ブラシのランニングコストを考慮して選びましょう。
- 音波式:振動による高い洗浄効果で周辺の汚れもはじき飛ばす
- 超音波式:微振動で汚れを浮かせて落とす(※手磨きのようにゴシゴシ動かす必要あり)
- 回転式:小さなブラシヘッドで歯医者のクリーニングのように物理的に汚れをかき出す
正直、これ以外の電動歯ブラシは「振動式」という名のおもちゃにすぎません…
しっかりと種類のある電動歯ブラシを選び、替えブラシのコストやバッテリー寿命など、長期的な視点で考えることが大切です。
初めてならサブスク電動歯ブラシを使うのもおすすめ
機能性が高いものがいいけど、コストは抑えめに…というのが理想ですよね。
そんな方におすすめなのが、初期投資をかけずに使えるサブスクの電動歯ブラシです。
サブスクのメリットは、高価な電動歯ブラシの本体を無料で使えること!
私も使っているこちらのガレイドは、替え歯ブラシ代のみで利用できるのでお試し感覚で始めることができます。
- 本体価格:無料
- 替え歯ブラシ:1本350円
- 音波式電動歯ブラシ
- 洗浄力は手磨きの約100倍
- ワイヤレス充電(約180日使用可能)
- 万が一の故障も永久保証
プランは本体無料と本体購入の2種類がありますよ♪
現在は予約商品になっているため、気になる方は早めの申込みをおすすめします。
詳細はこちら>>GALLEIDO DENTAL MEMBER歯医者で販売されているおすすめ電動歯ブラシ
最後に「歯医者で販売されている高機能な電動歯ブラシを使いたい!」という方におすすめの電動歯ブラシを紹介します。
実際に歯医者で販売されている商品は、有名な大手メーカーのソニッケアーとオーラルBの2種類が一般的です。
【フィリップス ソニッケアー】
【ブラウン オーラルB】
ソニッケアーは音波式・オーラルBは回転式と種類が違うので製品ページからそれぞれの特徴を比較して検討してみてください❀
価格重視の方は、1万円以下でまとめたおすすめ電動歯ブラシの記事をご覧くださいね👇
まとめ
電動歯ブラシには確かにコストや使い勝手の問題がありますが、それを上回るメリットがあります。
ぜひ一度、電動歯ブラシを試してみてください。
きっとその効果に満足するはずです♪
最後まで読んで下さりありがとうございました。