電動歯ブラシの ホワイトニングモード は効果があるのか?
電動歯ブラシの「 ホワイトニングモード 」には、歯を白くする「ホワイトニング効果」があるのか気になりますよね。
実際に歯の黄ばみ・着色汚れで悩みを抱えている方も多いのが現状👇
※引用:PRTIMES
この記事では電動歯ブラシのホワイトニングモードの効果について歯科衛生士の私が徹底解説していきます!
- 歯を白くするホワイトニング効果はあるのか?
- おすすめの電動歯ブラシの選び方
- ホワイトニングモードで効果的に磨くコツ
などなど、知りたいことすべてご紹介しますよ!
電動歯ブラシを使ってみたい方はぜひ参考にしてくださいね♪
そもそも電動歯ブラシにはどんな効果があるの?
手磨きの歯ブラシよりもしっかり磨けそう!といった理由で購入する方が多い電動歯ブラシ。
結論からいうと、以下のような方に効果的なアイテムです👇
- 忙しく、短時間で歯磨きを終えてしまう
- ついゴシゴシと力強く磨いてしまう
- 持病などの影響で手を動かしにくい
実際はどんな効果があるのか?簡単におさらいしておきましょう。
①手磨きに比べて短時間で歯垢除去できる
電動歯ブラシの最大の特長は、全体の歯磨きが短時間(約2分)で完了するという点です。
毎分何千回、何万回といったペースで振動を起こし、歯の汚れをはじきとってくれます。
※振動数はメーカーによって異なります。
手磨きの場合、一か所を磨くのにおよそ20回ほどゴシゴシとストロークすることが推奨されているため、全てを磨ききるまでに5分以上はかかるでしょう。
忙しい朝や、育児・仕事の合間に2分間で磨ける電動歯ブラシは、時間を有効に使えるケアアイテムとなります。
②歯ブラシ圧を気にしなくていい
特徴の2つ目として、一定の歯ブラシ圧を保てるという点です。
手磨きはある程度圧をかけて磨く必要がありますが、電動歯ブラシは歯ブラシの毛先を添える・当てるだけで磨くことができます。
手磨きと比べて歯茎が下がる・傷つけるといった心配が少ないため、「つい力をかけて磨いてしまう」という方にも有効なアイテムです♪
なかには「加圧防止システム」付きの電動歯ブラシもあり、圧がかかりすぎるとお知らせしてくれる機能もありますよ!
③ゴシゴシ磨く動作が必要ない
最後はゴシゴシ磨く必要のない手軽さです。
手磨きのように往復でゴシゴシと磨くのではなく、一定の間隔で移動させるだけ
手が動かしづらい方や歯磨きがめんどくさいという方でも手軽に扱うことができるのが魅力です♪
ではここからは、本題のホワイトニングモードの効果についてみていきましょう。
電動歯ブラシのホワイトニングモード効果
結論からいうと、電動歯ブラシのホワイトニングモードは効果が期待できます!
どのような歯に効果的なのか?詳しくみていきましょう。
電動歯ブラシは外因性のステイン除去に効果あり!
そもそも、歯が黄ばむ原因には【外因性】と【内因性】があります。
具体的にはこのような違いです👇
外因性 | 内因性 |
---|---|
・飲食物による着色や黄ばみ ・タバコのヤニ | ・抗生物質の長期服用 ・神経が死んでいる ・加齢による変色 |
電動歯ブラシのホワイトニングモードでは、上記の外因性の黄ばみ(歯の表面の黄ばみ)を落とすことが可能です!
普段から以下のような飲食物が多い方は、外因性の可能性が高いでしょう👇
※引用:歯の黄ばみの原因
コーヒーや紅茶、タバコなどによる黄ばみ・着色汚れを落とすことに役立ちます♪
歯医者のクリーニングのようなステイン除去やツルツル感が味わえるので、気になる歯の表面の着色は電動歯ブラシで落としましょう。
内因性の黄ばみは歯科医院のホワイトニング
内因性の黄ばみ(歯の内側の黄ばみ)は、いくら強力な洗浄力をもつ電動歯ブラシでも落とすことはできません。
これは歯ブラシを当てることができないので、白くならないのは仕方ないですよね
【内因性の黄ばみを見極めるポイント】
- 歯がグレーっぽい色をしている
- 表面が透けて内面が黄ばんで見える
など
グレーっぽく変色している場合は、服用薬の副作用であったり、歯の神経が死んでいることが原因。
加齢が原因の場合、歯の表面が徐々に薄くなるため、内部の象牙質が透けて黄ばんで見えます。
このような歯を白くしたい場合は、歯科医院で専用の薬剤を使ったホワイトニングが効果的です。
歯の内側から漂白できるので、元の歯の色よりも白くできますよ♪
以上のことから「自分の歯は電動歯ブラシで落とせる黄ばみか?」を見極めて使うことをおすすめします。
ホワイトニング効果のある電動歯ブラシの選び方
実際にホワイトニング効果のある電動歯ブラシを購入するにはどれを選べばよいか迷いますよね。
ここだけおさえて!といった選び方のポイントを2つご紹介します
ホワイトニングモード搭載の有名なメーカーを選ぶ
まずは、ホワイトニングモードが搭載されているメーカーから選びましょう!
通常のクリーニングモードよりもステイン除去しやすい振動機能が備わっています♪
また、保証や安全性を重視したい方は有名なメーカーを選んでおくのもポイントです。
【電動歯ブラシのおもなメーカー】
- フィリップスソニッケアー
- ブラウンオーラルb
- オムロン
- ドルツ
など
電動歯ブラシの種類や価格を比較する
電動歯ブラシは一般的に数千円~数万円と、手磨きの歯ブラシに比べて高価なため、価格は比較しておきたいところ。
最近はサブスクで月300円台から利用できるお得な電動歯ブラシもあります♪
★サブスク電動歯ブラシの詳細を知りたい方はこちらの記事
また、電動歯ブラシの種類には音波式・回転式・超音波式の3種類があるため、どの種類を選ぶかもポイントです。
価格や性能などを比較したい方はぜひこちらの記事を参考にしてくださいね👇
歯を白くするために!電動歯ブラシを効果的に使うコツ
最後に、電動歯ブラシのホワイトニングモードを効果的に使うコツをお伝えしていきます!
ホワイトニングの効果を最大限に発揮したい方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
替え歯ブラシの交換時期を守る
電動歯ブラシも手磨きの歯ブラシと同じように歯ブラシ交換は必須!
毛先が広がった状態のまま使用を続けると、歯垢除去率の低下や衛生面が悪くなります。
メーカーによりますが、ブラシヘッドの交換時期は約1~3ヶ月ごと
ホワイトニングの効果を最大限に発揮するために、決められた交換時期は守るようにしましょう。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉と一緒に使う
電動歯ブラシ+ホワイトニング歯磨き粉は相性抜群♪
強力な洗浄力と相まって効率的にステイン除去できます
ただし、電動歯ブラシに研磨剤(清掃剤入り)の歯みがき粉を使用すると、歯を表面を傷つける可能性があるため、研磨剤無配合の歯磨き粉を選びましょう!
歯に傷がつくと汚れが再付着しやすく逆効果になってしまいます。
市販のホワイトニング歯磨き粉は、研磨剤を主成分として「粗削りして落とす」といった歯磨き粉が多いので、選ぶ際は注意してください
おすすめのホワイトニング歯磨き粉が知りたい方はこちらの記事を参考にしてください👇
電動歯ブラシのホワイトニングモードで効果的に黄ばみを落とそう!
電動歯ブラシには歯医者のクリーニングと同じような効果があります。
手磨きでは難しい着色汚れも短時間・効率的に落とせるのが最大のメリットです♪
ホワイトニングモードだけでなく、虫歯や歯周病リスクを減らすために強力な洗浄力で歯垢をはじく電動歯ブラシはおすすめですよ!
電動歯ブラシの正しい使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください👇
最後まで見て下さりありがとうございました。